iPhone修理つくばみらい店です。

今回は買ったばかりのiPhoneのバッテリー消耗が激減してしまう症状のお客さんが来店した際の改善方法を書き込みます。
お客様が最初に気付いたのは購入したiPhone6sを使い始めて2~3ヵ月後の事でした。


前日の夜から充電始め朝バッテリーを100%にした割には、数分ネットを閲覧しただけで残量84%と少し減りが早いなと思った様です。

しかし、84%あるしリチウムイオン電池は最適化されるまで時間がかかるって言うから様子を見ようと、その日は本体を放置しました。

で、当日の夜にiPhoneを見ると、バッテリー残量が20%まで激減。2年以上使ったiPhoneの減り具合よりも消耗が早いようでした。

しかも、スリープにしてたので全く使っておらず、なぜか充電もしてないのに本体が発熱するようでした。

何かおかしいと思い確認したところ、iOS8からアプリごとのバッテリーの使用状況が新しく付きバッテリーを異常に消耗してるアプリを探せるので、早速確認してみました。

設定>一般>使用状況で「バッテリーの使用状況」を見てみるとなんとあるアプリがバックグラウンドで65%も使ってることになっていました。
しかも1日以内のデータです。バックグラウンドで使ってることになってるので、ホームをダブルクリックでマルチタスキングで動いてないかをまずは確認しましたが当然使ってません。

次に怪しい場所と言えば、バックグラウンド更新です。

設定>一般>「Appのバックグラウンド更新」でアプリのどれかが使用状態になってないかを確認したところ殆ど使わないアプリが使用状態となっていました。

お客様に了承を得て殆ど使用してないアプリを削除しました。アプリを消しても、バッテリーの使用状況は1日以内の使用率を見るので、「(削除済み)」としてリストに残るみたいです。

また、アプリを消した直後は、iPhoneの熱が暫く冷めませんでしたが暫くすると、さっきまでの熱さが嘘みたいに冷め、バッテリー残量20%のところで発熱とバッテリーの異常消耗は止まった様です。

その後バッテリーの異常消耗は1時間経っても使用しなければ2~3%の減りで治まっております。
それ以降、iPhoneのバッテリーは全く問題なくなり、購入直後よりも減りが遅くなって快適になっているようです。

今回はアプリの削除でバッテリー消耗が改善されましたが、激減する症状の原因はいくつかあり一つ一つの原因と思われる要因を潰していかなければならない為、時間と手間がかかります。

調べた限りではiOSのバージョンアップでバッテリー消耗が激減したという事例もあり、本体とiOSの相性が原因との噂もあります。
iOSをバージョンアップする際は十分調べた上でiOSの変更をした方がよさそうです。