本日のiPhone修理のご紹介です。

mobile.com岡山店で実際に行ったiPhoneの修理事例です。

目次

本日ご来店のお客様

iPhone6水没修理です。

高校生のお客さまでご家族の方とご一緒の来店されました。なんでも学校のトイレで落としてしまい電源が入らなくなってしまったものを持ち込み頂きました。

学生さんですと最近はクラスの連絡事項なんかもLINEでされているみたいで、電話にせよLINEにせよ連絡手段としてiPhoneが使えなくなると大変困りまりますね。あとはカメラで撮った写真など思い出のデータが消えてしまうのも困りものです。

機種 iPhone6
カラー シルバー
故障個所 水没作業/バッテリー

故障状態

iPhone6修理前1

iPhoneを開けてみたところ下部の方に水濡れが顕著に出ていました。上の方に水滴や濡れた後はなかったので下の方だけ浸かってしまったのでしょうか。浸水は軽微かもしれませんが油断は出来ません。

iPhoneの下部にはバッテリーをはじめ、スピーカーや通話マイク、イヤホンジャックにバイブレーター、なにより充電をするドックコネクターがあります。直っても充電できないと結局使えないので重要な部品であるため慎重に作業をすすめます。

iPhone6水没修理前2

フロントパネル裏側です。こちらも下部に水滴がついています。フロントパネルは複数枚構造になっていますので分解し水分を除去します。分解できないフィルムのすき間に水が入り込む場合もございますが、自然に乾燥して問題なく使えるようにはなります。

またiPhoneのホームボタンが壊れると案外困ります。アプリを終了してホーム画面にもどる時や指紋認証など重要な機能を小さいながら備えています。分解してケーブルまわりのコネクター部分には金属や水分中のイオンの関係でサビや腐食が発生しやすいので丁寧に洗浄、除去作業を致します。

iPhone6水没修理後

修理内容

分解→洗浄→乾燥の後に組み立てでバッテリーがショートしていたので交換が必要でしたが、無事復旧しました。

iPhoneの水没は修理案件トップ3に入る案件です。身近になったものだからこそ、いつ、どこで、水没してしまうか分かりません。予防策としては防水ケースを購入されたり、防水コートという特殊な液体でコーティングしてくれるお店もあるみたいなので頼まれてもいいかもしれませんね。

当店スタッフからのコメント

バックアップをこまめにとりましょう!

iPhone自体がそもそも水(液体)に濡れるということを想定して作られていません。また水没以外にも基盤が損傷して本体交換が必要なものはデータが取れません。様々な要因でいつ壊れてしまうかも分からないので大事なデータは、パソコンに繋いでiTunesを使用するか、Wi-Fiを繋いでiCloudのどちらかでいいのでバックアップは必ずとっておきましょう。