本日のiPhone修理のご紹介です。

mobile.co岡山店で実際に行ったiPhoneの修理事例です。

目次

本日ご来店のお客様

iPhone6水没の修理でご来店です。

機種 iPhone6
カラー スペースグレイ
故障個所 水没復旧

故障状態

高校生の方で自宅のお風呂に落としてしまったそうです。

2時間お預かりさせて頂き修理にかかります。水没修理の行程としては分解→洗浄→乾燥→動作確認となりますが、乾燥の行程で時間が必要になるため長めのお預かりのなることをご容赦ください。動作確認の際、部品の不具合なくそのままお返しできれば、水没修理料金のみとなります。

部品の交換が必要になった場合は別途料金が発生します。必ず不良箇所のご説明と合算修理料金の掲示とお客さまの同意を得てからの修理となります。勝手に交換して料金を請求するようなことはございませんのでご安心下さい。

iPhone6水没修理前2

iPhoneの内部です。赤くなっているのは水分に反応して赤く変色する「水没シール」と言われているものです。

インターネットなどで「水没した場合、乾燥材やお米と一緒に保管して水分を抜きましょう」という情報があります。間違いではないと思いますが、時間がかかり(程度によりますが完全に水分を抜くには1週間は放置しておいた方がいいと思います)、サビや腐食も発生しやすくなります。

修理店であれば分解して内部の水分を直接除去できますし、持ち込みが早いほどサビや腐食の発生を抑えられ、発生していたとしても除去も軽微で復旧率も上がります。

修理内容

ホームボタンの交換が必要でしたが無事復旧しました。

当店スタッフからのコメント

分解しないでください

iPhone内部の構造の知識がない一般の方が分解(自己修理など)すると2次破損が発生し、余計な修理料金が発生したり、修理及び復旧ができなくなってしまう場合が多々あります。専門の修理店に出すのが一番得策です。

ドライヤーで乾かさないでください

「暖めた乾かした方がいいんじゃないの?」というご意見もありますが、直る可能性を下げてします。機械が熱を持ち過ぎるとオーバーヒートして止まってしまいます。それは機械に負担をかける行為なので避けていただいた方が賢明です。それと、熱をもった乾燥はサビや腐食を発生しやすくなりますのでどちらにせよドライヤーでの乾燥はやめた方がいいです。

電源を入れたり、ボタン操作をしたり、充電しないでください。

iPhoneの内部に水分が残っている状態で電源を入れたり、操作をしたり、充電したりすると、内部で電気が流れてしまい、電子チップや基盤をショートさせてしまう恐れがあります。場合によっては修理及び復旧ができなくなる恐れがあります。また水没しても電源が入り使える状態で「問題ないじゃん」と思って使っていても、中に残った水分が後々に基盤を腐食させ急に動かなくなってしまうケースもあります。

濡れてしまったiPhoneは

  • 操作はせずに
  • 水気を拭き取り
  • SIMカードを抜いて
  • 早急に修理店へ出しましょう

データがそのままで直る可能性は高くなります。

本日のご来店まことにありがとうございました。