本日のiPhone修理のご紹介です。
mobile.com岡山店で実際に行ったiPhoneの修理事例です。
目次
本日ご来店のお客様
本日のご来店のお客さま
iPhone5Sの充電口の修理でご来店です。
機種 | iPhone5S |
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カラー | ゴールド |
故障個所 | 充電不良 |
故障状態
iPhoneの故障の中で、充電コネクタ損傷という症状は比較的不具合の症状としては多くあります。 充電コネクタの抜き差しによって余計な力が加わったり、摩耗したりといった原因で故障するケースが多いです。 その他にもAppleの純正品でないもののケーブル(100円ショップのものや、Appleの公式サイト以外の通販サイトで購入されたもの、家電量販店やコンビニで販売しているものなど)でも充電できなくなったする事もございます。
充電器に差しても充電されない、充電の反応が悪いという場合は、そのほとんどがドックコネクターの故障が原因です。稀にソフトウェアの不具合で充電が出来ず、強制再起動で直ることもございますが、ドックコネクター(充電差し込み口)の部品自体の故障の場合は、部品交換で直すことができますので、交換することをお勧めします。
修理内容
充電口の部品の交換で修理完了です。
当店スタッフからのコメント
説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりが正しく理解していないこともあるはず。充電ケーブルについての「純正品ではない充電器を使用してもだいじょうぶなのか?」という質問に答えます。
3年ほど前に中国では、充電中のiPhone5にかかってきた電話にでた女性が感電して亡くなるという事故があったそうです。原因は不明だったそうですが、充電していたiPhoneの充電器が純正品でないものを使用していたという情報があります。その事故を受けてからかAppleがUSB充電器に関する特設ページを開設したこと、他社製充電アダプタの下取りプログラムを開始したことからしても、充電器が一因として考えられます。
純正品ではない充電器を使用しても問題ないかという質問ですが、Appleの公式サイトの「USB電源アダプタ回収プログラム」の中でAppleは「他社製アダプタすべてに問題があるわけではありません」と純正品以外のモノに関して認めてはいます。現在多くのメーカーが国産、外国産を問わず充電器を製造・販売しており、Appleのサイトには「他社製アダプタ」と一括りにされていますが、実際には「Made for iPhone取得済」のアダプタとそうでないものが含まれます。純正品以外はすべて問題ありではなく、他社製品の一部に問題のある製品が混入していたようで、不幸にもそれを利用した女性が事故に遭遇した、という理解でよさそうです。
Appleはアクセサリメーカーに対し、iPhoneに適した互換性要件を定めており、その性能基準を満たしていると認定された製品にのみ「Made for iPhone」ロゴの使用許可を与えています。いわば”Appleお墨付き”の製品ですから、純正品に準じた信頼性があると考えていいでしょう。
とはいえ、死亡事故という事の重大さを考慮したのか、下取りプログラムは他社製アダプタすべてを対象にしています。通常価格1,980円の製品が約半額の1,000円、Appl Storeおよび正規サービスプロバイダで2013年10月まで実施されていました。むやみに怖れる必要はありませんが、「Made for iPhone」ロゴのない充電アダプタを利用しているお客様は、これを機に純正品を入手してもいいかもしれません。
本日のご来店まことにありがとうございました!